継続的な成長を
J.T
Interview
Job content現在の仕事内容について
発掘現場のマネージメント、各機関との調整、発掘調査報告書の作成などに従事しています。発掘現場は調査対象地によって違いがあるものの、縄文から弥生、古墳、奈良、平安、中世、江戸ひいては近代と幅広い時代の遺構・遺物が発見されます。これらの記録、分析を行うことが文化財事業部の主な仕事です。
調査で得られた遺構・遺物については、先行研究や過去の文献史料を参照しながらこれらがつくられた時期やその背景を検証していきます。そのため常に勉強が必要な職種であると考えます。遺構、遺物から多彩な文化史に辿り着けるのもこの仕事の面白いところです。
Rewarding仕事のやりがいについて
現場での発掘調査が完了したときや、発掘調査報告書を完成させたときに大きなやりがいを感じます。報告書は専門性が高く、研究を進めるための下地となるものであるので、根拠や言葉の選び方を十分意識して作成する必要があります。さらに、完成した報告書には会社と自分の名前が残り続けるので、作成の際は緊張感を持って取り組んでいます。
decisive factor入社の決め手
初めは、教職に就くことを目指して大学、大学院に進学しました。しかし大学院修了前に、やはり在学中に学んだことを活かした職種に就きたいと思い、入社に至りました。
Gap入社前と入社後のギャップ
学生時代に発掘調査には何度も携わっていたものの、テントやトイレがないこともあったので、発掘現場にプレハブハウスや上下水道といった、環境が整えられていることに驚きました。
Episode印象に残っているエピソード
入社後すぐに、地方での大規模な発掘調査に関わったことです。調査面積が広大なことに加え、あらゆる時代の遺構・遺物について調査を通して学びました。さらにここでは社会人になりたてであった私にとって、考古学的なこと以外にも、仕事に対する考え方や向き合い方を定めることができたと思います。
Charm大成エンジニアリングの
魅力・好きなところ
文化財事業部の約30人の社員のうち3割以上が20代で、この業界において20代がこれほど多い会社は少ないと思われます。このような年代比率から、会社は大きな成長を見込める可能性があると考えます。
また、若い社員に現場の管理や報告書の作成を任せる傾向にあるので、積極的に挑戦したいという人には理想的な環境であると思います。
My vision今後の目標
発掘調査から、発掘調査報告書の作成に至る一連の業務を確実に成し遂げることです。一つ一つの積み重ねによって、関係各所との信頼を築き、個人ひいては会社の成長につなげていきたいと考えます。